「教育・情報委員会」主催により、第9回京都研修会を実施しました。(参加者 12社14名)
今回の研修会は、京都市東山区にある皇室の御菩堤所である「御寺 泉涌寺」及び「丈六 戒光寺」を見学しました。
泉涌寺本山の見学の際には、大門のすぐ横にある楊貴妃観音堂において、
世間からはすでに散ってしまい姿を消していた桜が満開でした。
大門より最初に見える大きな建物である仏殿においては、仏殿の屋根にある近づくと目が光って見える鬼瓦に驚かされ、
御座所において京都御所より移築されたことにより、通常の寺とは異なる作り、その理由を住職の案内の元に見学し、庭園においては周辺より標高の違いにより、紅葉の時期が少し違っており、それが楊貴妃観音堂の桜が残っていた理由であると気づかされました。
また、一般では見学できない部分も特別に見学させていただきことができました。
見学の様子
(写真ではうまく伝わりませんが、目が光って見えます。気になる方は実物を見てお確かめください。)
泉涌寺本山を見学した後は、泉涌寺の山内寺院である「丈六 戒光寺」において法話を聞き、小川流煎茶の体験を行い、お茶の香りを楽しみました。
法話の様子
「身代わり丈六さん」の名で有名な 本尊・釈迦如来立像
※撮影の許可をいただいた上で撮影しています。
煎茶体験の様子
泉涌寺は、一般の人が入ることができるようになってから歴史が浅く、
地元京都の人でも知らないことも多い寺院となっており、
そんな場所を見学でき、京都の奥深さに驚かされました。