「教育・情報委員会」主催により、第10回京都研修会を組合員代表者又はそれに準ずる方々を対象に実施しました。(参加者15社20名)
今回の研修会は、大山崎町にある建築家・藤井厚二氏の自邸である重要文化財「聴竹居」の見学を行いました。
「聴竹居」は藤井氏が生涯追い求めた「真に日本の気候・風土にあった日本人の身体に適した住宅」を目指し、和と洋の融合が図られたモダンな仕様で、昭和初期の建築物でありながら水回りは水洗化され、現在のシステムキッチンを彷彿させるような台所や、空気の循環システムなど、現代でも通用するほどの先進的な技術が取り入れられた建築物で、同氏の研究の集大成に触れ、当時の暮らしぶりに思いをはせながら、参加者はそれぞれに有意義な時間を過ごすことが出来ました。
内観は残念ながらお見せすることができないのですが、生活について考え抜かれた空間になっていました。
気になる方は実際に目にして、体感していただければと思います。
見学後は京都の東山へ場所を移し、高台寺周辺を散策した後に、八坂通にある「建仁寺 祇園丸山」にて懐石を楽しみながら参加者相互の親睦を深めました。